韓国の複数メディアは政府高官への取材を通じて、次期駐日韓国大使に国立外交院の朴喆熙(パク・チョルヒ)院長(61)が内定したと伝えた。
政府高官によると韓国政府はすでに朴院長に対する人事検証を終え、日本政府に同意(アグレマン)を求めたとされる。
朴氏は韓国の代表的な日本研究者として知られ、ソウル大を卒業し、同大学院で修士学位、米コロンビア大で博士学位を取得した。
2022年4月に尹大統領が当選後に日本に派遣した「政策協議代表団」のメンバーとして来日して岸田首相に親書を伝達した。
昨年3月からは国立外交院の院長として務めている。日本政界にも幅広い人脈を持つとされる。
朴氏は日本政府の同意を得て、来月中に赴任するとみられる。