韓国の崔相穆・経済副首相兼企画財政部長官と日本の鈴木俊一・財務相は25日にソウルで第9回韓日財務相会議を開き、急速な通貨安について深刻な懸念を共有し、適切な措置を引き続き講じていくとの立場を改めて確認した。
両国財務相は、「最近の外為市場の変動性に適切な措置を取る」という相互間の約束を再確認し、 少子化対策、企業価値向上(バリューアップ)のような両国共通の懸案対応でも協力することにした。
会議後に出した共同声明では「最近の急速な円安及びウォン安に関する深刻な懸念を共有した。また、引き続き適切な対応をとることを再確認した」と明らかにした。続けて「2023年に再開した通貨スワップ協定が両国の金融安全性を強化したことに同意する。必要な時には今後改善案を話し合うことが需要だ」と付け加えた。