韓国外交部は6月27日、APEC首脳会議準備委員会が同日午前の会議で慶州市を開催都市に決定したと発表した。APEC首脳会議開催都市選定委員会の推薦を受け入れた。
会議では、慶州市とともに開催地に名乗りを上げていた仁川広域市、済州特別自治道の努力を最大限生かすため、分野別の閣僚会合、高級実務者会合(SOM)などを分散開催する案も議決された。
準備委員会委員長を務める趙兌烈外交部長官は会議で「地方自治体の協力システム構築を含む準備業務を体系的に進めていく」とし、APEC首脳会議を成功裏に開催するための政府レベルの協力を呼び掛けた。