掲載日 : [21-05-18] 照会数 : 8678
韓国政府と野球委員会が京都国際に野球用具寄贈
[ 野球部代表に韓国から届いた野球用具を手渡す朴慶洙校長(写真:KBO) ]
[ 寄贈された野球用具を前に月ポーズを見せる部員たち(写真:KBO) ]
韓国の文化体育観光部とKBO(韓国野球委員会)は14日、民族学校として初めて、甲子園に出場した京都国際高校(李隆男理事長、朴慶洙校長)に、野球ボールや治療用スプレーなど1000万ウォン相当の野球用品を贈呈した。
京都国際高校は今年3月24日、初出場となるセンバツ大会初戦で延長10回まで持ち込まれる接戦の末、宮城県の柴田高校を5-4で下し、歴史的な甲子園初勝利を成し遂げた。
特に、試合終了後、勝者、京都国際高校の栄誉を称える韓国語の校歌がスタンドに鳴り響き、効果が終わると一斉に大きな拍手が沸き起こった。
朴校長は、「多くのご支援とご関心をお寄せいただいた文化体育観光部の黄熙長官とKBOの鄭智澤総裁をはじめ、KBO所属チームすべてに感謝の意を表し、韓国からの声援と応援に応え、ふたたび甲子園をめざすとともに、究極の目標『日本一』への夢を叶えるまで頑張っていきたい」と語った。
京都国際高校は甲子園の経験を生かし、春季京都府高校野球大会では2次戦から出場し順当に勝ち進み、16日行われた決勝では強豪の京都成章を13-0で圧勝し2度目の優勝を飾った。