在日韓国大使館によると、姜氏は同日午前、皇居で天皇に信任状を提出。文在寅(ムン・ジェイン)大統領のあいさつを伝えるとともに両国関係を一層高い水準に発展させるため最善を尽くすと抱負を語った。
同大使館は「姜昌一大使は今後、日本内で『駐日本大韓民国特命全権大使』資格のすべての外交活動が可能となる」と説明した。
姜氏の信任状奉呈は前任者に比べ、やや遅くなった。南官杓(ナム・グァンピョ)前大使は赴任から11日後に信任状を奉呈した。南氏以前は通常、赴任から30~50日後に信任状奉呈が行われた。
姜氏は当初、先月8日に信任状を提出する予定だったが、足を痛めたため延期になったもようだ。
同氏は1月22日に着任。2月12日に外務省に信任状の写しを提出し、大使としての活動を始めた。
駐日韓国大使は着任後、首相や外相と面会するのが慣例となっているが、姜氏と菅義偉首相、茂木敏充外相との面会は実現していない。信任状奉呈を受け、菅氏、茂木氏との面会が実現するか注目される。
【聯合ニュース】
記事原文
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210524003300882?section=japan-relationship/index