掲載日 : [21-06-04] 照会数 : 10492
人気はやはりコスメ関連…韓国商品展示会ハイブリッドで
現物確認+オンライン商談
社団法人韓国貿易協会は化粧品、食品、雑貨など韓国で人気の消費財メーカーが勢ぞろいする展示会と商談会「第20回東京韓国商品展示・商談会」を6月3日までの4日間、東京品川のレンタルスペースで開催した。
出展社との商談については来日が困難なことから、ソウルのCOEXに出展担当者が待機し、オンラインで対応し、展示会場とソウルとのリモートにわるハイブリッド形式となった。
これまでは毎年、東京国際フォーラムで開催していたが、新型コロナウイルスの関係で昨年はオンラインのみで開催し、対面方式は2年ぶりとなる。
参加企業は韓国各地から厳選された医療・健康・美容・生活・雑貨・電気電子・IT・機械・部品・環境・建材関連・農水産食品幅広い分野から118社。
訪れたバイヤーらは展示会場に設置された各社のブースに並んだサンプル製品を確認しながら、リモートで韓国側の業者とリモートで商談を行った。
主催側の準備を担った鄭載浩韓日情報貿易代表は「コロナの関係で業者が訪日しての対面方式商談会はできない状態が続いているが、ネットを駆使した方式に慣れていただき、新たなビジネススタイルが構築されつつある」と述べていた。
出展で目立ったのはやはり、女性向けのコスメ・ビューティ商品を中心とする「医療・健康・美容」商品で、全体の約4割の43社が出展した。
主催側によると、第4次韓流ブームの影響もあるが、コロナ禍による『巣ごもり生活』によって、韓国コスメや美容商品の人気は相変わらず右上がり状態が続いているという。
また、コロナ禍で日本でも、フードデリバリーが急増しているが、「ペダル(配達)文化の国」とも言える韓国ならではのグッズも目を引いた。
オートバイ用のスマホと連動するヘルメット用のヘッドセット、バイク用スマーホンホルダー、USBポートを使用した自転車用発電機などのアイデア商品も目を引いた。