掲載日 : [21-06-15] 照会数 : 11931
在日サッカー協会の新会長に朴泰成氏…優秀選手発掘継承する
[ 役員改選を終えて肘タッチを交わす朴泰成新会長(左)と李根錫前会長 ]
在日本大韓蹴球協会(李根錫会長)の2021年度定期総会が12日、韓国中央会館で開かれ、任期満了に伴う役員改選で新会長に朴泰成副会長(46)を選出するとともに、コロナ禍を考慮しながらも、各種サッカーイベントの開催、韓国への優秀選手派遣などを柱とする新年度活動方針を決めた。
在日3世の朴新会長は幼少期からサッカーをはじめ、高校は神奈川県の強豪校へ進学した。2000年に結成した在日大韓蹴球団の初代メンバーにも加わり、守護神として翌年3月に韓国の大統領杯に在日同胞チームとして初出場を果たした。
朴会長は「歴代の会長をはじめとした先輩たちが尽力してきた優秀選手の発掘をはじめ、サッカーを通じた同胞の連帯と日本との交流を広げる活動の展開を継承していきたい」と抱負を述べた。