掲載日 : [21-07-07] 照会数 : 7531
来年の再会を誓う…婦人会大研修会東北地協で締めくくり
[ 感極まり、声を詰まらせながら閉会のあいさつをする劉代永中央会長 ]
6月2日の九州・中国・四国地区を皮切りにスタートした「在日韓国女性の方向性と役割セミナー」と題した、婦人会(劉代永中央会長)の全国大研修会が6月29~30日の宮城県仙台市の秋保温泉で行われた東北地協で締めくくった。
宮城、北海道、山形などからあわせて50人あまりが参加した。来賓として民団の金泰勲中央副団長、金政郁宮城団長、孫哲鎬福島団長、駐仙台総領事館の朴煕順総領事や白眞勲参議院議員らが激励に駆けつけた。
大半が宮城からの参加だったが、ワクチン接種を終えていない対象者には事前に届けた抗原検査キットを提出するなど、防疫対策を徹底した。
講演は民団中央生活相談センターの金昭夫所長、高麗神社の高麗文康宮司、民団中央の徐順子文教局長が担当した。
北海道と山形からは経験の浅い幹部が参加したが、講演や幹部会議を通じて、婦人会の役割や活動すべき内容が見えてきたと喜んでいた。
研修会開催を決定した後も新型コロナウイルス感染拡大が収まらず、中止を何度も考えていたという劉会長は中止にして後悔するより、開催して問題が起きたときに後悔した方が良いと決断した。閉会式のあいさつで「皆さんの声を聞けて、開催して本当に良かったと痛感した。勇気を持って参加してくれた皆さんに心から感謝します」と声を詰まらせながら、「来年は通年通り握手して、ハグもしあえる研修会になればと願っている」と再会を誓い合った。