掲載日 : [21-08-04] 照会数 : 8925
在日母国修学生に1億ウォン…国民体育振興公団奨学金
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[ 民団中央本部の呂健二団長と趙顯宰理事長(右) ]
韓国の国民体育振興公団(趙顯宰理事長、ソウル市)は在日同胞母国修学生を対象とする2021年度奨学金、総額1億ウォン(目録)を7月21日、民団中央本部に伝達した。
内訳は年間(2学期分)500万ウォンが19人、1学期分250万ウォンが2人の計21人。10年度からの累計奨学生数はこれで260人となった。
伝達式は東京都内のホテルで行われた。国民体育振興公団から趙理事長と兪炳辰執行委員(明知大学校総長)が参席。民団側から呂健二団長と鄭夢周・金勇光の両副団長、朴安淳議長、金春植監察委員長が出迎えた。このほか、奨学生選考を担当した金鎭得・玄東實の両委員が同席した。
呂団長は「母国修学生制度は民団の次世代育成事業の柱。ソウルでのオリニジャンボリーと併せ、多大な支援をいただいていることに感謝申しあげたい」と述べた。
これに対して趙理事長が「在日韓国人の青少年たちに少しでも役立つことを願う」と激励した。
国民体育振興公団はソウル五輪成功のための募金と大会レガシー(遺産)の「オリンピックユースホテル」の建設資金を提供した在日同胞に恩返しするため、2010年の施設開館20周年を記念して母国修学する在日同胞学生を対象に毎年度、奨学金を支援している。