掲載日 : [20-02-20] 照会数 : 9512
民団東京・港支部創立70周年祝う

[ 挨拶する港支部の金炳宏団長 ]
民団東京・港支部(金炳宏団長)は7日、都内のホテルに関係者210人を迎え、同支部創立70周年記念式典を開催した。席上、金団長は「先輩がたがつくりあげた礎の上で民団組織の発展と同胞の地位向上を目指していく。また、地域社会の発展にも努めていきたい」と抱負を述べた。
祝辞に立った中央本部の呂健二団長は「団員のために」という本団の基本的な観点を再認識し、よりよい在日同胞社会を目指して率先して活動してほしいと激励した。東京本部の李壽源団長は「港支部の歴史は民団中央本部、東京本部の歴史でもある」と強調。日本側からは武井雅昭港区長と井筒宣弘港区日韓親善協会会長らが祝辞を述べた。
席上、金平北、羅福順、康三煕の3氏に同支部から功労賞、同じく感謝状が坂東和男氏と鄭順才氏に贈られた。康氏には民団東京本部からの感謝状も併せて授与された。
同支部は1950年4月、港区三田で民団活動をスタート。指紋押捺常時携帯制度撤廃運動などを積極的に展開。母国修学生の勧奨運動、民族教育50時間履修制度実施にも尽力してきた。