掲載日 : [20-07-31] 照会数 : 14656
民団佐賀・長崎「オリニ交流会」1年ぶりの再会喜ぶ
[ クレヨンで太極旗の塗り絵に興じるオリニたち ]
【佐賀】民団佐賀本部(朴弘正団長)は7月26日、唐津市で「オリニ夏季交流会」を開催した。民団長崎本部(姜成春団長)との共催。オリニと保護者ら75人が参加した。両本部は2015年から夏季交流事業で連帯し、オリニばかりか保護者、民団役員間の絆を強くしている。
自己紹介を済ますと、スイカ割りや太極旗の塗り絵に興じていた。今年は新型コロナの影響で参加できなかったオリニもいてチング(友だち)との再会を楽しみにしていたというオリニから「さびしい」という声が聞かれた。
開会式で佐賀の朴団長が「一人でもいいからチングの名前を憶えて次回会った時には親しく呼びかけましょう。来年は新しい仲間も増えるでしょう。期待してください」と呼びかけた。
ある若い夫婦は「長い梅雨とコロナ自粛で元気なかった子どもが喜んでいる姿がうれしい」と目を細めていた。別の保護者は「昨日は友だちと海のことを考えて眠れなかったみたいでした」と話していた。4歳のこどもを連れて参加した新定住の保護者夫妻は「民団はこんな楽しいことしているんだ」と驚いていた。