掲載日 : [21-04-14] 照会数 : 8618
2年ぶり入学式、マスク姿でも初々しく…東京韓国学校
[ 東京韓国学校初等部入学式で元気に返事をする新1年生 ]
[ 新1年生に歓迎のことばを述べる初等部学生会長 ]
東京韓国学校をはじめ、大阪の金剛インターナショナル、白頭学院、京都国際学園で2021年度の入学式が行われた。各校とも新型コロナウイルス対策で来賓と在校生の出席を制限し、新入生をはじめ教職員や保護者らが出席した。(3面に関連記事)
東京韓国学校(呉公太理事長、郭尚勲校長)の2021学年度入学式が7日、同校で行われた。昨年は新型コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言が発出されたことで入学式は中止とした。2年ぶりとなる入学式は時間差をおいて初等部と中・高等部で分散開催した。
新型コロナウイルス感染症予防のため、窓を開放したほか、新入生、保護者、教職員とも全員、マスク姿だった。会場に来賓や在校生の姿はなく、式典そのものも簡略化した。
初等部は午後2時から同部校舎の講堂で行われた。新たに仲間入りした116人が入場後、一人ひとりが呼名を受けると、新1年生は「イェー」と元気な声で返事した。郭校長は新入生代表に入学許可証を手渡した後、「昨年は中止せざるを得なくなり、新入生や保護者にとっても、大変残念な思いだった。今年は防疫対策をしっかり講じ、晴れて入学式を行え感無量」としながら、「今日から東京韓国学校の児童としてしっかり学んでください」と訓辞。
呉理事長も「国を愛し、一生懸命学び、仲良くしよう」との校訓を呼びかけた。
この後、担任教諭が誘導し各教室に移動しホームルームが始まった。
午後3時からは中・高等部の入学式が同部校舎講堂で行われた。今年の新入生は中等部113人、高等部111人。