掲載日 : [21-01-29] 照会数 : 13401
「全国の同胞と支援・応援」中央団長が談話 京都国際センバツ出場
[ 夢の甲子園出場が決まり喜び合う京都国際高校野球部の部員たち ]
京都国際高校野球部が春のセンバツ大会出場が決まったことで、民団中央本部の呂健二団長は29日、祝辞の談話文を発表した。
談話
本日、春の選抜高等学校野球大会出場校選考委員会で、民族学校である京都国際高等学校(学校法人 京都国際学園)野球部が選ばれ、春の甲子園出場が確定しました。1999年に野球部を創部し、京都韓国学園として初めて夏の大会に出場してから22年目に大きな夢が実現しました。民族学校の甲子園出場は春夏を通じて初めてであり、この喜びを全国の同胞の皆様と共に分かち合いたいと思います。
この間、甲子園出場をめざしてご尽力されて来られた京都国際学園の理事長、校長をはじめ、教職員、保護者の皆様、京都の民団関係者の皆様に心よりお祝いと慰労の言葉を送りたいと思います。何よりも、選抜出場の朗報を待ち、寒さにも負けず、暗くなるまで毎日練習に取り組んできた野球部員や生徒の皆さんの不断の努力に対し、熱い励ましと声援を送ります。
このたびの快挙は、コロナ禍の中で制約された生活を送っている全国の同胞の皆さんに元気と勇気を与えてくれるものです。3月19日の開幕をめざす生徒たちが少しでも良い環境で練習して出場できるよう、全国の同胞の皆様と共に力を合わせて物心両面の支援と応援をしてまいりましょう。
重ねて、京都国際高等学校野球部の春の甲子園出場をお祝い申し上げます。
2021年1月29日
在日本大韓民国民団中央本部 団長 呂健二