東京韓国学校(呉公太理事長、鄭會澤校長)は4月25日、開校70周年を迎えた。1954年4月26日の開校時、在学生26人、教室はわずか6室から始まった小規模学校にすぎなかった当時の東京韓国学院は、韓国政府と同胞社会の支援で発展を続け、70年の歴史を重ねた。これまで小中高卒業生は全部で1万3千人を越える。
記念行事は第1部記念式、第2部記念文化祭の順に開かれた。グランドには来賓、生徒、保護者のほか、約1600人が見守る中、サムルノリの公演で第1部の式典が始まった。
鄭校長は「東京韓国学校が成長してきた70年の意味を一緒に振り返り、今後も真心と努力で新たな100年の歴史を迎えるために努力しよう」と述べた。呉理事長の祝辞を尹逸柱理事が代読、尹徳敏駐日大使の祝辞を金壯炫公使が代読した。
呉理事長は「学校発展のために努力してきた民族教育の先覚者たちに感謝の気持ちを示す」としながら『教訓である「国を愛そう、頑張って学ぼう、仲良くしよう」をいつも実践しながら学校の発展をみんなで担っていこう」と呼びかけた。
尹大使は「開校70周年を迎え、学校構成員が一つになり輝く伝統を継承し、民族教育、人間教育を実現する最高の模範的教育機関に発展していくことを期待する」と激励した。
第2部の祝賀イベントでは、初等部低学年児童らによる校章パズルを合わせる遊技のほか、小講堂で学級または学年別に準備した合唱、表現遊び、ダンスなどを披露した。大講堂では中等部1年生の合唱、2年生によるコップ打のほかダンス部の公演など等、全校生が参加、開校70周年の意味を振り返った。