掲載日 : [20-11-27] 照会数 : 12094
青年会東京、名古屋に赴き「同胞青年交流会」
[ 青年会愛知のメンバーと交流会を持った青年会東京の会員ら ]
[ 3チームに分かれてのグループディスカッション ]
[ 翌日は名古屋城を始点にフィールドワーク ]
在日韓国青年会東京本部(高慈美会長)は22、23の両日、名古屋市の会議室で青年会愛知本部(金寛幸会長)と合同で「在日同胞青年交流会」を開催した。東京から12人、愛知からは9人が参加した。
愛知で開催したのは、この間の行事で、未訪問都市であり、愛知本部も支部と学生会があるなど、東京本部と同じような環境にあり、活動が活発なイメージがあったためだ。
初日は青年会愛知の元会長でOBの金剛弘氏を講師に招いての講演に続いて3チームに分かれて、①コロナ禍での青年会活動について②今回のイベント参加のきっかけ③今後の青年会に何を期待するかをテーマにグループ・ディスカッションを行った。
参加した理由については「在日のルーツを思い出す」「他地方同胞青年との出会い」「在日の仲間作り、腹を割って話し合いたい」など、「在日」に対する熱い思いを述べていた。
今後の期待に関しては「在日ならではのハチャメチャな遊びもしたい」「遊びはもちろん、学びを充実させたい」との若者らしさ発揮の半面、「学生会ー青年会ー民団と継続して参与できるプログラムづくりを」と中・長期的な発想も出された。
また、執行部だけでなく一般青年も参与してもらえる「全員参加型イベント」や各種サークル、定例行事の充実化などの要望もあった。
東京本部では比較的大規模な行事を年に1~2回、愛知本部では小さい行事を毎月開催してほしいとの意見も出た。
この後、名古屋名物の手羽先唐揚げ店に会場を移し、意見交換会を兼ねた交流会を行った。
翌日、東京のメンバーは名古屋城を出発点に市内フィールドワークを楽しんだ。
高会長は、「コロナ禍の状況でいかに活動を展開していくべきか苦慮しましたが、今回、ディスカッションを通じてやるべき事が見えてきた」とし、「今後も他地方青年会との交流を継続し、輪を広げていきたい」と意欲を見せた。