掲載日 : [20-12-23] 照会数 : 9703
趣向こらしてオリニ冬の交流会
[ ダンス披露会(宝塚支部) ]
[ マジック公演(岐阜本部) ]
[ マイバック作り(練馬支部) ]
「久しぶり!」親睦の場 コロナ禍、大人数は控えて
次世代育成事業の柱の一つとなっている12月恒例の「オリニ冬季交流会(クリスマス会)」。民団各地とも新型コロナウイルスの感染拡大で開催するか悩んだが、次世代育成事業の最重点課題と捉え、感染防止策を講じ、会場が密にならないように趣向を凝らし開催に踏み切った。
【兵庫】民団宝塚支部(朴辰珠支団長)は13日、オリニ土曜学校でK‐POPダンスを練習してきたオリニ7人がその成果を発表するクリスマス会を同支部で開催した。保護者と兄弟ら家族が見守った。
今回はコロナ禍のため、オリニを多数集めることは見送った。そのかわり、ダンス発表の様子をこの日参加できなかったオリニや保護者に配信した。朴支団長は「制限された状況下、なんとかクリスマス会を開催することができた」とほっとした表情を見せていた。
発表後、講師陣が子どもたちの前で本格的なK‐POPダンスを披露。ごほうびのクリスマスプレゼントも贈られた。
【岐阜】民団岐阜本部(董勝正団長)は5日、県立「OKBふれあい会館」にオリニを招き、マジック公演を披露した。プレゼントは文房具やおもちゃではなく、今年に限ってマスク、消毒液などの衛生用品とした。
オリニ10人が保護者の引率のもと参加、クリスマスケーキを前に記念写真に収まった。
静かな集いに
民団東京・練馬支部(朴康一支団長)は19日、同支部会館で「オリニ冬の集い」を開催した。コロナ禍のなかでは久方ぶりの親睦交流行事。職員によれば「待ち焦がれていたかのようだった」とのこと。
用意したのは型を使って誰でも簡単にプリントできる韓国製のステンシルプレートと無地の布製トートバッグ。オリニは保護者の見守るなか、アクリル絵の具を叩きつけるかのようにして色付けし、慶州の贍星台、テコンドなどのオリジナル図案を完成させた。マイバッグができあがると、支部の用意した文房具やお菓子の詰め合わせを入れて支部を後にした。
同支部はオリニクリスマス行事として毎年、にぎやかにゲームをしてきたが、今年は会話の少ない静かな集いとなった。