掲載日 : [21-01-20] 照会数 : 9584
いにしえの韓日交流再現「古代装束絵巻」
[ 色鮮やかな高句麗装束 ]
[ 境内を練り歩くボランティアたち ]
【埼玉】高句麗、飛鳥、平城京各時代の宮廷装束による時空ファッションショー「古代装束絵巻」が17日、日高市の高麗神社であった。
高句麗装束は高句麗の古墳壁画を参考に同神社の関係者が忠実に再現したもの。水玉模様をあしらった色鮮やかな「虹のスカート」は高松塚古墳の西壁に描かれた女子群像、通称「飛鳥美人」とも酷似しており、両国の間に文化交流があったことをうかがわせる。
この日のファッションショーによれば、奈良時代の天平装束でも「虹のスカート」を合わせていたことがわかる。「韓流古代衣装」は高句麗を建国した朱蒙をイメージしたものだという。
総勢12人の着装ボランティアたちは「にじのスカートがむすぶ浪漫―高句麗、飛鳥、平城京からよみがえる美の祝祭」と染め抜いたのぼりを先頭に玉砂利の敷かれた境内を練り歩いた。