掲載日 : [20-11-16] 照会数 : 11267
四国地協開く…四国青壮年交流会を来年に延期
民団の第54回四国地方協議会が16日、高松市内のホテルで開かれた。四国4県地方本部の団長や役員のほか、中央本部から呂健二団長、朴安淳議長、金春植監察委員、金豊成監察委員、徐元喆事務総長、李清鍵組織局長と林三鎬四国統括局長が参加した。
呂団長は「世界経済は政治を乗り越えて共存共栄をめざしているが、韓日間は良くない状況にあり、心が痛い。在日同胞の生活を守るためにも在日の立場で双方に意見していきたい。コロナに気をつけながら活動に力を入れよう」とよびかけた。
朴議長も「韓日間の政治環境は厳しいが、民間レベルはうまくいっている。地域の中で民間交流をしながら親密な関係を広げよう」と述べた。
各地方本部団長からこの1年間の活動報告、徐事務総長から10月に中央本部が各地方本部と中央傘下団体に発信した「本団の諸事業再開・推進」に関しての説明が行われた。
意見交換では、「地方では大変厳しい状況だ」との意見がだされたが、呂団長は「民団の活動はは人が集まってこそだと思う。厳しい状況は理解するが工夫を加えながら頑張っていただきたい」と呼びかけた。
会議ではコロナのため中止になった民団香川の創団70周年と四国青壮年交流会を来年に延期することを確認した。