荒川は青年会が主催
荒川支部(鄭在桓支団長)は青年会(鄭昌晃会長)の熱意が民団を動かし、開催にこぎつけた。ただし、参加者を例年の半分に制限した。
青年会が運営を担当。簡単なクイズで子どもた。ちの心をなごませた。ビンゴゲームは次々に「ビンゴ」が成立し、全員がおもちゃや文房具などを手にした。
主管した民団側は鄭支団長をはじめとする3機関役員と婦人会(申都子会長)が焼肉、焼きそばなどの軽食を準備して子どもたちを世話した。
オリジナルトートバッグづくり=大田支部
民団東京・大田支部(李康浩支団長)では5日、「土曜学校」に通うオリニたちが布製トートバッグに「ファブリックマーカー」で好みの染色を施した。
トートバッグは同支部がこの日の「クリスマス会」のためにサンタとトナカイをあしらった赤色と、クリスマスツリーをデザインした緑色の2種類を用意した。染色を終えると壇上に勢ぞろいして自慢そうに見せあった。
この後、サンタに扮して入場した李支団長が、自費で購入した色鉛筆を一人ひとりにプレゼント。「言葉には民族の精神が宿っている。韓国語をしっかり学びましょう」と呼びかけた。支部からは図書カードと韓国餅が贈られた。
同支部は毎年、クリスマス会でオリニたちに食事を提供してきたが、今年は中止にした。
婦人会長からプレゼント=杉並
民団東京・杉並支部(姜鉄夫支団長)は5日、婦人会の孫俊子会長が午後から会館に待機。予約してやってきた子どもたち8人それぞれにゲーム機、筆箱、サッカーボールなどをプレゼントした。
孫会長は「たとえ安いものでも、子どもたちの心に残る実用的なものを用意した」という。
同支部では「毎年この時期、『冬のオリニの集い』と題してワイワイガヤガヤとパーティーを開催してきたのに」とコロナ禍が恨めしそうだった。