3カ国は合意事項をまとめた共同宣言文を採択。宣言文には3カ国がそれぞれの状況にあった効率的なコロナ対策を進めながら、専門部署間の交流・協力を引き続き強化することや防疫に情報通信技術(ICT)を積極的に取り入れることなども盛り込まれた。
ワクチンについては、全世界への供給の枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」など国際協力機関によるワクチンを公共の財産とする取り組みを支持し、中低所得国などにも公平にワクチンが行きわたるよう努めるとした。
韓国の朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉部長官は「すべて人の安全のために個別対応するのではなく、連帯と協力を選択しなければならない」と述べた上で、3カ国の保健協力を確固たるものにし、国際社会の模範になろうと呼び掛けた。
来年の会合は日本で開催される。韓中日保健相会合は新型インフルエンザに対応するため、韓国が開催を提案。2007年に初会合が開かれた。
【聯合ニュース】
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