◆河貴明(75歳・前東京本部会長)
尊敬する組織先輩、中央委員、代議員の皆様!そして愛する全国の諸先輩、会員の皆様
アンニョンハシムニカ?
常日頃より愛国、愛団の精神で祖国の発展と組織の活性化の為に献身的にご尽力されている皆様に心より敬意と尊敬の念を表します。
婦人会結成71年を迎えた現時点において、新時代の組織指導者を願う“会員の皆様からの求めに答えるには河貴明が適任者だ!”という熱い声援に後押しされ、また私(河貴明)自身も今の婦人会は改革しなければならないとの強い思いから、先輩方の歩んでこられた輝かしい歴史を受け継ぐために、微力を顧みず、婦人会中央本部会長に立候補することを決心いたしました。
婦人会は在日同胞社会の求心体である民団の傘下団体として、共に協力し合わなくてはならない必要な組織であり、大切な財産です。
私はこの財産を継承し、発展させるべく、残された人生のすべてをかけ、この重要な責務を担うべく、立候補を決意致しました。
私が会長に当選した暁には次の四つの公約を実現するため、皆様の手となり足となり誠心誠意奉仕することをお誓い致します。
【公 約】
「婦人会を改革し、絆を深めます。」
①次世代育成
全国各地方の声に根差した婦人会改革を実現します。婦人会が抱える共通の課題は若い世代の無関心であります。若いオモニたちの個性を探し出し、その能力を生かし、婦人会に関心をもって参加できるような魅力的な婦人会組織を作ります。
新規定住者も大切にしながら、ともに組織を再構築し、和合のコリ(鎖)で強く結ばれた婦人会を実現します。
②各地域との親睦と絆
婦人会の綱領を土台に、地方を時間の許す限り訪問、またネットワーク(画像ミーティング)を利用しながら地方の様々な声を取り入れ、地方会員との絆を深めます。また幅広く全国から多様な才能を持った会員を発掘し、様々な分野で活躍できるよう、婦人会中央本部からも支援します。
③基本財政確立
世界的な経済不況により、各級組織を取り巻く環境は厳しくなっていますが、婦人会活動を活発に推進するには財源が必要です。そのためには無駄を省くことも必要ですが、新たな財源を見出すことも必要であります。オモニパワーで結ばれた世界一の組織である「宝の中の宝」婦人会組織を活用して、全国の皆様と独創的なアイディアと知恵を出しあい、全国各地でグローバル時代にふさわしい、また各地域の実情に合う事業活動を展開することにより、各地方本部の割当金を削減するなど財政を支援します。そうして婦人会支部が規約にもない休会にし、地方本部に対して割当金を収めないことが無いようにいたします。
④韓日友好親善の架け橋
二千年以上にわたり交流のある日本とは、現在関係が決して良くはありませんが、「自由」、「民主主義」、「市場経済」と多くの価値観を共有しており、最も仲良くしなければならない国です。今後も一番近い隣国として和合の道を共に歩めるように民団中央本部を中心にし、「母の力」で友好親善を積極的に進めます。私は30数年間、民団、婦人会、商工協同組合、商店街商人連合会などに理事、監事、顧問として関わってきました。私にとってその中でも“婦人会”は第二の故郷だと言っても過言ではありません。
私は組織の仕事が大好きです。
胸にムグンファの婦人会バッチをつける瞬間、背筋が伸び、大韓民国の国民として韓国人に生まれて本当によかったと思います。
先輩の皆様より、組織に対する愛情、情熱、苦労話などを聞きながら、強い愛国心に多くの感動をもらい、崇高な教訓と教えを受けました。
尊敬する中央委員、代議員の皆様!
私は会社を設立し、27年間キムチと共に歩んできました。そして、今はゲストハウス経営をしながら、世界の恵まれない子供たちを支援する奉仕活動団体(G・C・F)にも活発に携わっております。
このような経験により得た「成せば成る!」の私の生活哲学、その精神を婦人会発展の為に生かします。婦人会中央本部執行部と地方本部が協力し、共に知恵を出し合い、魅力ある婦人会を目指し、希望を持って全力投球いたします。
「婦人会の会員になって本当に良かった!」と皆様が思える婦人会に改革いたします。頑張ります。
尊敬する組織先輩、中央委員、代議員の皆様!
皆様の1票が組織の活性化を期する貴重な1票になります。賢明なる選択をお願い申し上げ、必ず登録番号1番の河貴明に投票して下さるよう切に切にお願い申し上げます。
皆様のご家庭の幸運を祈願いたします。
コロナウイルスの影響でお一人お一人に直接ご挨拶ができず、残念です。まだまだコロナが広まっております。どうぞ、皆様ご自愛ください。
テダニ カムサハムニダ。
■プロフィール(主要組織経歴)
86年 民団東京渋谷支部入団
03~09年 婦人会東京渋谷支部会長6年
09~12年 婦人会東京本部副会長兼総務部長
12~18年 婦人会東京本部会長(2期6年)
12~18年 婦人会中央本部中央委員
00~20年 渋谷韓国人商工協同組合理事
09~16年 渋谷韓国人商工協同組合監事
06~20年 渋谷韓国人商工協同組合育英会 選考委員
12~18年 民団中央本部中央委員
16~20年 新宿韓国商人連合会顧問
18年 東京韓国学校運営委員
11年~現在 世界韓民族女性ネットワーク平生会員
◆楊東順(81歳・前中央本部副会長)
親愛なる全国婦人会の中央委員、代議員そして会員の皆様。
アンニョンハシムニカ。
このたび婦人会中央本部会長に立候補いたしました楊東順と申します。
日頃より婦人会の諸活動に参与し、全国各地で婦人会活動を通して在日同胞社会を守り育んでいらっしゃる皆様に敬意と感謝を申し上げます。
婦人会中央本部改選大会は、本来であれば3月に開催予定であり、私はその際の会長候補として手を挙げておりました。コロナ禍の中で仕事や組織活動や生活そのものが規制された大変な時期でした。
直轄されるまでこの間、私は立候補者の立場にあり、選挙にかかわる様々な決定等には、できるだけ私個人の意見は控えるようにしておりました。しかし事の是非はともかく、結果として直轄という事態に至り、婦人会の皆様にご心配をおかけしていることは旧執行部の一員として心からお詫び申し上げる次第でございます。
【私の所信表明と決意】
私はこの間の直轄を含めた混乱とそれに伴う様々なご批判を受け、再び立候補するかどうかを一人悩んでおりました。しかしご批判にも増して婦人会の未来のために立ち上がってほしいとのご声援を本当に多くの方々から頂きました。
歴代会長は大変個性豊かで強きリーダーシップを発揮し婦人会活動に邁進していらっしゃいました。それは紛れもない事実です。私は12年間に亘り中央本部役員・副会長として様々なことを学び貴重な経験をさせていただきました。
この誇りある婦人会を愛し、婦人会の皆様と「和」を大切にしていくとの思いは確固として持っております。
婦人会の先輩の皆様が、貧困と差別に苦しみながら、その血と汗で築いて下さったこの婦人会を、必ずや私は未来に継承していく所存です。
私は、在日として日本で生を受け、同胞社会の中で育ち、家族ともども民団団員、婦人会員として長く活動をしてまいりました。
支部、地方会長を経て中央役員を経験してきた私だからこそ、婦人会中央本部会長としてこれから何を成すべきかを皆様に指し示すことができると思っております。
私の立候補に際し以下の通り公約を掲げたいと思います。
一、各地方本部と更にコミュニケーションを密にとっていきます。
中央本部・各地方本部が同等の立場・位置での連携をしていかなければならないと感じ、常に地方本部の悩みなどを共有していくのが中央の役目と思っております。婦人会だけで解決できないような事柄は、あらゆる知識人にもご相談し、共に解決に向け努力いたします。
一、年に一度、ブロックごとの幹部研修会を開催します。
中央委員会での会議は時間等の制約もあり、ご質問に対しても活発に議論することができません。ブロックごとの幹部研修会を企画し、共に学び、その場で膝を交えじっくり会議ができるよう目指します!
一、先輩の皆様が血と汗で築いてこられた婦人会とその誇りを未来に継承すべく、次世代育成に全力で取り組みます。
若い力はやはりこれからの婦人会の未来に必要な宝です。時代に合った企画を立て会員の皆様との絆を一段と強くしていく、地方との距離をなるべく近くしていく、そのため地方本部の役員を中央本部に引き入れ頑張ってまいります。
一、中央本部にご意見やご要望をメール・電話でお受けするのはもちろん、投書箱を設け皆様の声に耳を傾けます。
地方本部の声はリアルタイムでお聞きします。地方と中央とのずれ感を少しでも減らせるよう努力いたします!
一、在日同胞の模範であるべき婦人会は、清らかで公明正大な運営を目指し、各種の規約・規定を改善してまいります。
今回のような婦人会始まって以来の出来事を、これからの未来の婦人会のため決して無駄にすることなく規約を見直し、細かな点を改善していくチャンスと捉えて前進してまいります!
親愛なる全国婦人会の中央委員、代議員そして会員の皆様。
現在、民団そして婦人会は、次世代問題、財政問題、高齢化問題等に加え、コロナ感染症という未曽有の危機に見舞われております。
それでも在日同胞は、戦後の焼け野原と荒廃した社会状況下から立ち上がり、幾多の困難を乗り越えて参りました。
こうした危機的状況にあるからこそ、婦人会の伝統とその精神を根幹にして女性の力を発揮し全国の婦人会員の皆様が心を一つにして行かなくてはなりません。
今、少しだけ崩れかけた団結も、この大会が済んだあとは必ずやまた元のように団結と協力を惜しまない婦人会に立ち戻ることを心から信じております。
私は、これまで皆様から頂いた様々なご意見を真摯に受け止めつつ、また決意を新たに全国婦人会の代表である会長に再度立候補いたしました。
どうか皆様におかれましては色々な誹謗中傷に惑わされることなく、ご自身の考えで大切な一票を投じて下さいますよう切にお願い申し上げます。カムサハムニダ!
■プロフィール(主要組織経歴)
02~07年 婦人会神奈川県川崎支部厚生部長
02~07年 婦人会神奈川本部副会長
05~20年 民主平統諮問委員(8期)
08~11年 婦人会神奈川本部会長
08~11年 婦人会中央本部広報部長
08~14年 民団中央本部規約委員
11~14年 婦人会神奈川本部会長
11~14年 婦人会中央本部広報部長
14~20年 婦人会神奈川本部常任顧問
14~20年 婦人会中央本部副会長(2期)
20年~現在 婦人会神奈川本部顧問
◆劉代永(77歳・現奈良本部常任顧問)
親愛なる中央委員・代議員の皆様、
そしていつも私を叱咤激励して下さる組織先輩方におかれましては、常日頃より同胞社会の発展に献身的にご尽力なされている事に、心より謝意と敬意を表します。
この度私、劉代永は、10月16日に開催される第27期定期大会に於いて、会長に立候補いたしました。
皆様もご周知のように第27期大会は、本来ならば3月24日に開催される筈のところ、新型コロナウィルス感染拡大により余儀なく遅延となり、今日に至りました。其の間、様々な問題が起こり、結果として民団の直轄下に置かれました。全国の会員の皆様には多大なご迷惑とご心配をおかけし申し訳ありません。そして、現婦人会中央本部に大きな失望と不信の念でいっぱいであろうと推測致します。第26期の一員としてお詫び申し上げます。
親愛なる中央委員、代議員の皆様。
この様な時に、未熟な私、劉代永に各方面より強力な要請と温かいご助言をいただき、熟慮に熟慮を重ねた結果、これも私に課せられた宿命なのかなと重い腰を上げ、会長立候補の決断に至った次第です。決断したからには戸惑うことなく前進あるのみです。上部団体の民団各機関の皆様にご指導を仰ぎつつ、婦人会中央本部の一日も早い正常化、諸般事業の再開をしなければなりません。そして地方との共存共栄、会員相互の親睦をより一層深め信頼を取り戻し、安心感をお与えしたい。
それには私、劉代永に皆様の温かいご理解とご支援、ご協力があればこそです。
婦人会中央は昨年創立70周年を迎え、記念式典も大々的に挙行されました。この歴史を後世に引き継いでいく事が我々の責務なのです。
尊敬する一世の諸先輩方が様々な辛苦に耐え、歩んで来られた道なのです。
この道は未来永劫です!
この道を全国の皆様と共に立ち止まることなく手を携えて歩いていきましょう。
共に婦人会の健全な組織運営を展開して行きましょう。
【公約】
① 組織の秩序・信頼・和合の堅持
② 地方からの発信を吸収し、組織運営に反映させる
③規約の徹底(規約修正委員会の設置)
私、劉代永は、公約に反することなく婦人会組織の更なる発展と前進に全力を傾注し、最善を尽くします。
親愛なる中央委員、代議員、そして組織同志の皆様!
今大会は婦人会組織の将来を期する大会である事を深くご理解の上、皆様の貴重な一票を賢明なるご判断で私 劉 代永に託して下さいますよう、心より切に切にお願い申し上げます。
終わりに、皆様と皆様のご家庭に幸多かれとお祈り致します。
■プロフィール(主要組織経歴)
81~84年 婦人会奈良県北葛支部総務部長
84~87年 婦人会奈良県北葛支部副会長
87~93年 婦人会奈良本部組織部長
93~02年 婦人会奈良本部総務部長
99~05年 婦人会奈良本部副会長
05~11年 婦人会奈良本部会長
11年~現在 婦人会奈良本部常任顧問
99~02年 婦人会中央本部宣伝次長
05~08年 婦人会中央本部青年部長
08~11年 婦人会中央本部国際部長
11~14年 婦人会中央本部文化部長
14~20年 婦人会中央本部監査