掲載日 : [20-10-06] 照会数 : 11746
韓日議連新会長に金振杓氏…シャトル外交復活へ意欲
韓日議員連盟は6日、総会を開き、新会長に与党「共に民主党」の金振杓国会議員(73)を選出した。前会長の姜昌一氏が4月の総選挙に出馬しなかったため、事実上、空席の状態だった。
金氏は元財務官僚で、副首相兼財政経済部(現企画財政部)長官などを歴任した。2004年の国会議員選挙で初当選し、現在5期目の重鎮。文在寅大統領が当選した17年の大統領選では文陣営の中央選挙対策委員会で共同委員長を務めた。
金氏は「過去、韓国と日本は98年の韓日パートナーシップ宣言をはじめ、積極的な交流を続け、相互互恵的な関係を維持してきた」として、「韓日議員連盟が(両国首脳の)シャトル外交を復活させ、未来志向の両国関係を構築しなければならない」と述べた。
副会長兼幹事長には野党「国民の力」の金碩基議員が選出された。朴炳錫国会議長と共に民主党の李洛淵代表、国民の力の朱豪英院内代表ら与野党の重鎮が顧問を務める。徐清源、文喜相元会長、姜昌一前会長は名誉会長に任命された。
韓日議員連盟の会員は先月末時点で計140人。共に民主党69人、国民の力60人、「正義党」2人、「時代転換」と「国民の党」のそれぞれ1人、無所属の7人が所属している。