[ 金時鐘理事長（左）と李順載団長 ]

　【神奈川】民団神奈川本部と公益財団法人コリアグローバルアカデミーヨコハマ（旧神奈川韓国綜合教育院）は２日、次世代教育事業と文化振興事業などの分野で連携していくとの業務提携書を横浜市の神奈川韓国会館で交わした。民団神奈川本部から李順載理事長、コリアグローバルアカデミーからは金時鐘理事長が臨み、業務提携書にそれぞれサインした。

　業務提携書の交換は金理事長側が呼びかけた。コリアグロ－バルアカデミーの姜昌萬副理事長は「民団とは同胞機関として表裏一体。あらためて協力関係の継続を確認しあった」と語った。成正幸事務局長も「在日を受け入れる行事をやっていくうえで、民団の協力が必要だった」と明らかにした。

　一方、李団長は「神奈川韓国綜合教育院には大韓民国教育部の海外教育機関としての教育院と公益財団法人が同居しており、運営がぎくしゃくしてしまうこともある。その整理のための力になりたい」と述べた。李団長自身、公益財団法人神奈川韓国綜合教育院の理事、評議員を歴任してきたので「関心がある」という。