掲載日 : [20-10-07] 照会数 : 11476
あすか信組大宮支店開設…浦和・熊谷支店を統合
[ 金哲也理事長ら関係者によるテープカット ]
【埼玉】あすか信用組合(金哲也理事長、本店営業部=新宿区歌舞伎町)は浦和支店と熊谷支店のふたつの店舗を統合し、新たに大宮支店を開設した。同信組の新店舗開設は初めて。5日から営業を始めた。
新店舗はJR大宮駅から徒歩7分。旧中山道沿いにある。青い看板が特徴的で、ランドマーク的存在となっている。金理事長は「大宮市は交通の要衝として恵まれた首都圏の業務核都市だ。新店舗開設は長年の懸案だった」という。
一方、かつてさいたま商銀本店だった浦和支店に親しんできた組合員にはさびしさも。金昌富非常勤理事は「統合には危惧の声があった」とも。これについて民団埼玉本部の 田虓玔団長は「商業の中心地が大宮だし、浦和支店は老朽化していた。移転はしょうがない」と語った。
大宮支店は預金高約250億円。上野や池袋など都内の各支店と規模は変わらない。金融激戦区に後発組として乗り込んだ格好の谷山成浩支店長は「新たな営業網、販路が見えてくる。やりがいがある」と自らを鼓舞していた。現在、新店舗開設を祝うキャンペーンを行っている。
さいたま市大宮区宮町1-114-1。TEL048・638・3540。