掲載日 : [20-10-07] 照会数 : 12925
「NHK広島ヘイトツイート」問題で広島県弁護士会に人権救済申立書を提出
[ 申立書を手渡す民団広島本部の李英俊団長 ]
【広島】今月1日、民団中央人権擁護委員会(李根茁委員長)と、民団広島本部(李英俊団長)、在日韓国人法曹フォーラム(李宇海会長)の三者は、NHK広島放送局が企画する「ひろしま@タイムライン」のヘイトツイートに対し、広島県弁護士会に人権救済申立書を提出した。
これは、NHK広島放送局が「ひろしま@タイムライン」の「もしも1945年にSNSがあったら」という企画内で、実在する男性の当時の日記を現代風にツイッターで投稿するというもので、6月16日と8月20日のツイートで、実際の日記には記述がない「朝鮮人の奴ら」などという言葉を使い、朝鮮人の不当性を際立たせる叙述を行っていることに対する申し立てであり、去る9月23日の広島県法務局への申立に続くものである。
この日、法曹フォーラムの崔順伊弁護士が代理人代表となり、民団広島本部の李英俊団長、徐健杓議長、文晶愛事務局長の3名とともに、在日韓国人に対する謝罪とツイッターの削除を要望する申立書を提出した。
今後、広島県弁護士会の調査員が中立の立場でこの問題の調査を行い、結論を出すことになる。
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