掲載日 : [20-10-09] 照会数 : 12196
大阪で「ハングルの日」祝賀会…規模縮小して
【大阪】10月9日は韓国の祝日である「ハングルの日」。これを記念したレセプション(駐大阪韓国総領事館主催)が8日、大阪市内のホテルで開かれた。通年なら約700人を招待した規模だが、今年は新型コロナウィルス感染予防のため、民団関係者と日本側の来賓合わせて240人程度に規模を縮小して開催した。
呉泰奎総領事は「毎年開催しており、韓日関係において関西地域が占める重要性を考えると、新型コロナウィルスが終息していない状況下での開催決断は容易ではなかったが、規模を縮小してでも開催することができてうれしい」と喜びを述べ、韓日関係について、「新型コロナウィルス感染対策をはじめとする地域安保、平和、経済、環境、人口、災害など協力すれば双方の利益になる分野が多く存在する。関西地域ならではの特徴と潜在力を最大限に活かし、韓日友好・協力関係の礎を築いていかなければならない」と強調した。
来賓として民団大阪本部の呉龍浩団長が「韓国と日本の友好親善が必要不可欠であり、民間交流は停滞させてはならない。皆さんと想いをひとつに両国友好親善の懸け橋になろう」と呼びかけた。
また、三日月大造滋賀県知事も駆けつけ「新型コロナウィルスの感染拡大防止に向け、ともに戦っているなか、この喜びの節目を一緒に迎えることができた」と韓国語であいさつした。
祝賀公演は、安聖民さんのパンソリやK-POPダンスが披露された。