掲載日 : [20-10-21] 照会数 : 12067
国民体育振興公団が奨学金1億ウォン…母国修学生21人に伝達
[ 奨学証書を持つ国民体育振興公団と民団本国事務所高漢碩所長(国民体育振興公団提供) ]
韓国の国民体育振興公団(趙在基理事長)10月19日(月)、在日韓国人の母国修学生21人に総額1億ウォンの奨学金を民団本国事務所(高漢碩所長)を通じて伝達した。
今回の奨学金は在日韓国人の3~4世の青少年のアイデンティティと祖国に対する誇りを高めることを目的として支援された。
1988年のソウル五輪開催を機に設立された国民体育振興公団は、ソウル五輪の開催成功のための募金と大会レガシー(遺産)のオリンピックユースホステルの建設資金を提供した在日同胞に恩返しするため、韓国で学ぶ在日同胞3、4世の若者に11年連続で奨学金を支援している。
奨学証書の伝達式は、新型コロナウイルスの感染防止のために非対面で行われた。
趙在基理事長は「今回の奨学金が新型コロナウイルスでの厳しい状況下でも在日韓国人の青少年たちに少しでも役立つことを願う」と述べた。