韓国軍は情報処理速度、電波妨害への対応機能、通信可能距離などが向上した初の軍専用衛星を保有することになる。
アナシス2号は静止軌道(約3万6000キロ上空)に到達した後、本格的な任務を遂行する。韓国軍関係者は「初めての軍専用衛星の確保は(韓米連合軍から韓国軍への)有事作戦統制権の移管のための重要な戦力確保とも関連する」とし、「韓国軍の単独作戦遂行能力が向上することが期待される」と話した。
韓国軍は通信衛星「ムグンファ5号」を民間と共用して通信体系を運用してきた。だが、軍専用ではないため、電波妨害への対応が弱いという弱点があった。
アナシス2号は韓国軍が米ロッキード・マーチン製の最新鋭ステルス戦闘機「F35A」を導入する際に結んだ契約により、同社から提供を受けたもので、欧州航空機大手・エアバスが製作した。
【聯合ニュース】
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