掲載日 : [20-09-23] 照会数 : 13460
川崎駅前でのヘイト街宣に市民が抗議
[ カウンターの抗議活動 ]
[ 「かわさき市民ネットワーク」のビラ配布 ]
【神奈川】差別排外主義者団体「日の丸街宣倶楽部」が20日、JR川崎駅前で「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」(略称 人権条例)を攻撃する街宣を行った。
人権条例を公然と踏みにじる差別煽動行為に「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」が街頭で抗議のビラをまき、人権条例について解説した市製作のパンフを配った。これとは別に約100人のカウンター集団も鉄柵越しに「レイシスト帰れ」の声を上げた。
「日の丸街宣倶楽部」は極右政治団体「日本第一党」の元関係者が立ち上げた。人権条例が7月1日に完全施行されて以降、告知のうえで行うヘイト街宣はこれが2回目。日章旗と旭日旗を手に「人権条例は言論の自由の侵害」などと訴えたが、カウンターの怒声にかき消された。