在日韓国留学生連合会(朴讃喜会長)は3月29日、都内の公共施設で「体育大会」を開催し、親交を深めた。スタッフが初対面でも仲良くなれる4つの趣向をこらしたゲームを用意した。都内の大学に通う留学生を中心に約50人が参加し、5チームに分かれて総合得点を競い合った。
円形のボール紙を使った「タイル返し」は韓国ではとてもポピュラーな遊び。男女が至近距離で体を寄せ合い、ぶつかりあいながら歓声を上げていた。最終結果は5チームとも同得点になった。 「リレーゲーム」は二人三脚やバスケットボール、大縄跳びなどを組み合わせ、ゴールへの到着時間を競うというもの。チームワークが勝利のカギを握った。
このほか、日本ではドッジボールにあたる「女王飛球」やミニ綱引きにも歓声があがった。勝利チームには家庭用洗剤などが贈られた。
朴会長は「今回の体育大会を通じてチーム同士が協力しあうことでみんなが仲良くなれるよう工夫した」と話した。
連合会では4月に各大学で新入生発掘、5月に上半期ワークショップなどを計画している。