韓国の中小ベンチャー企業部が東京で「韓日ベンチャー・スタートアップ投資サミット2024」を開催し、「韓日共同ファンド」を設立すると明らかにした。ファンド規模は1億ドル(約155億円)。韓日政府がベンチャーファンドを共同で設立するのは初めてとなる。
韓日共同ファンドは昨年3月に開催された韓日首脳会談の後続措置として韓国母胎ファンドが500万ドルを出資し、日本政府投資機関の産業革新投資機構(JIC)と民間投資家らが出資した。少なくとも5000万ドル以上を韓国企業に義務的に投資する計画だ。シード~シリーズA段階の初期韓日ベンチャースタートアップに重点的に投資し、人工知能(AI)、ブロックチェーン、eコマース、サービス型ソフトウェア(SaaS)など先端技術基盤企業への投資が行われる。