対策本部は、この検査場では1時間に12人の検体を採取できると見込んでいる。一般の検査場(1時間に2~3人)、車に乗ったまま検査を受けられる「ドライブスルー方式」の検査場(同6~8人)を上回る採取スピードだ。
仁川空港の第1旅客ターミナルと第2旅客ターミナルに各8ブース、計16ブースを設置。ひとまず欧州から入国する外国人と米国から渡航してきた短期滞在目的の外国人に対する検査に用い、1日に最大2000人程度を検査する予定だ。感染が疑われる症状のある人は、この検査場ではなく空港内の施設で検査を受ける。
対策本部によると、1日当たりの米国からの入国者は2500人、欧州からの入国者は1200人程度という。同本部は、欧州や米国などでの新型コロナウイルス感染者の急増を受けて韓国人の留学生や駐在員らが帰国することなどから、1~2週間は入国者数が増加し、その後は減少に転じると見込んでいる。
【聯合ニュース】