掲載日 : [20-03-29] 照会数 : 27090
コロナ対応で意見交換…立憲民主党と民団中央
[ 議員会館で立憲民主党の議員(右側)と意見交換する呂団長ら民団中央本部メンバー ]
民団中央本部は26日、立憲民主党と新型コロナウイルス感染症対策に関連したヒヤリングを行った。この日、呂健二団長、徐元喆事務総長、孫成吉生活局長と在日韓国商工会議所の朴義淳会長が衆議院第2議員会館の会議室を訪れ、立憲民主党からは辻元清美・党幹事長代行兼団体交流委員長(衆院議員)、白眞勲・党国民生活経済に関する調査会長(参院議員)、大串博志・衆院議員、小川淳也・衆院議員ら6議員が参加した。
呂団長は一部の国会議員や医学者らの「閉鎖的空間であり感染リスクが高い」などといった、誤ったパチンコ店への指摘について、パチンコホールの換気回数は1時間あたり6~7回の頻度で空調機器を設定しており、他の施設よりも際だって換気回数が多く感染リスクは低いと説明した。
朴会長は焼き肉店の状況について、全国的に売り上げが3割程度落ち込んでいることを述べた。特に宴会場を備える大手の店舗は団体予約がほぼ全面キャンセル状態で、ファミリータイプの店舗は10~20%減程度で維持していることを説明した。
辻元議員は「民団とは以前からヘイトスピーチ根絶や日韓関係改善に向けて協力しあってきた。皆さんの意見をしっかり受け止め対策していきたい」と応えた。
(2020.03.27 民団新聞)