掲載日 : [20-04-01] 照会数 : 14183
在外投票始まる…第21代国会議員選挙
[ 韓国中央会館の投票所 ]
[ 受付には消毒液、手袋などを備置している ]
[ 投票後、記者らと実に会見する南官杓大使(右) ]
◆消毒、マスク着用…徹底した防疫対策の中
韓国の第21代国会議員選挙の在外投票が1日に始まった。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で40カ国60カ所の投票所が中止となったが、日本では駐日韓国大使館をはじめ10の公館所在地、16カ所すべてで予定通り投票が実施する。投票は6日までの6日間だが、一部の追加投票所は2日または3日から3日間の期限限定だ。
韓国大使館管内の第1投票所である韓国中央会館(韓国総領事館)8階の投票所には、1日、午前8時から受け付けが開始したが、留学生らを中心に9時前までに50人以上が投票に訪れた。
受付の前には手指の消毒液と手袋を備置し、マスク着用の要請などを徹底している。スタッフらも手袋とマスクを着用して対応している。
午前10時すぎには南官杓駐日韓国大使も投票所に訪れ、投票を終えた後、本国メディアらとミニ会見。南大使は「世界の半数の投票所が中止となる中、ここ日本でも非常に厳しい状況の中、在日同胞の貴重な1票が行使でき、ほっとしている。予防には万全の体制で臨んでいる」としながら、「在日同胞皆さんの日常生活が大変なことはよくわかっています。このような非常事態の中でも投票に訪れて頂いた在日同胞の皆さんに感謝している。大使館と共に在日同胞が力を合わせて、一丸となってこの難関を乗り越えましょう」と呼びかけた。