掲載日 : [20-03-29] 照会数 : 13201
聖天院「夜桜詣」 在日韓民族無縁の霊碑ライトアップ
[ 桜の丘を見下ろす檀君像 ]
[ 「桜の丘」に建つ在日韓民族無縁の霊碑 ]
【埼玉】「在日韓民族無縁の霊碑」を祀る日高市内の古刹「高麗山聖天院勝楽寺」で3月29日、「夜桜詣」が開かれた。日の入り直前に約200個のキャンドルが灯され、山門から本堂、「在日韓民族慰霊塔」の建つ「桜の丘」、そして丘の頂上で慰霊塔を見下ろす檀君像に至る足元を照らした。
「在日韓民族無縁の霊碑」は在日1世の尹炳道さんが発願、横田辯明住職(当時)と在日2世の河正雄さんの協力を得て2000年に落慶法要を行った。08年には河さんが境内に秋田県仙北市角館の日本国天然記念物枝垂桜30本を記念植樹し、桜の名所となっている。
聖天院は高句麗からの遣使、高麗王若光の菩提寺として奈良時代に侍念僧・勝楽上人により開かれた。