この投票率には10、11両日に行われた期日前投票の投票率26.69%と居所投票(郵便投票)、洋上投票、在外投票の投票率が含まれている。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため自宅などで自主隔離している有権者は、一般有権者の投票が締め切られる午後6時以降に投票を行ったが、この投票率も反映された。
今回の総選挙の投票率は60%の大台を突破しただけでなく、1992年の総選挙の最終投票率71.9%に次いで28年ぶりの高水準となった。
その後、総選挙の投票率は96年63.9%、2000年57.2%、04年60.6%、08年46.1%、12年54.2%、16年58.0%と推移した。
今回の総選挙が高い投票率を記録したのは、新型コロナウイルスの流行が長期化する中で有権者の政治に対する関心が高まったことに加え、14年に導入された期日前投票制度が定着したためとの分析が出ている。
全国の17の広域自治体のうち、最も投票率が高かったのは蔚山市(68.6%)で、最低は忠清南道(62.4%)だった。ソウル市は68.1%で全体平均より高かった。
そのほかは、世宗市(68.5%)、全羅南道(67.8%)、慶尚南道(67.8%)、釜山市(67.7%)、大邱市(67.0%)、全羅北道(67.0%)、慶尚北道(66.4%)、江原道(66.0%)、光州市(65.9%)、大田市(65.5%)、京畿道(65.0%)、忠清北道(64.0%)、仁川市(63.2%)、済州道(62.9%)の順だった。
【聯合ニュース】