掲載日 : [20-05-07] 照会数 : 16752
「オモニの心」で留学生を支援 婦人会千葉・市川浦安支部
[ 婦人会千葉・市川浦安支部の崔八重子会長(前列の中央) ]
【千葉】婦人会千葉・市川浦安支部(崔八重子会長)は1日、国立大学法人千葉大学(本部=千葉市)に留学している韓国人留学生にマスク500枚と韓国即席ラーメン750食、キムチ40㌔、韓国のりなどを「在日のオモニの心」として伝達した。
民団千葉本部会館での伝達式には大学院生を代表して李俊亨氏、大学生を代表して朴來炫氏らが参加。民団千葉本部の金鎮得前団長と千葉韓国教育院の李淳任院長が立ち会った。
崔会長は韓国人留学生たちが新型コロナウイルスの感染拡大のために帰国できずアルバイトもままならないなど、不自由な生活を強いられているのを県日韓協役員を通じて知り、支援を思い立ったという。マスクなどの購入費用は崔会長が役員有志に呼びかけた。
県内には多くの韓国人留学生がいるものの、そのすべてに支援の手を差し伸べるのは難しいため、民団や教育院とつながりの深い千葉大の留学生に絞った。千葉大には大学生を中心にいまも100人以上の留学生が在籍している。崔会長のもとには「韓国で食べたキムチと変わらない」といった感謝のメールが多く寄せられている。