新型コロナウイルスの感染防止対策として、競技場ではマスクを着用(出場者除く)し、選手同士の握手や近接距離での対話、つばを吐くなどの行為を禁止される。
当面は無観客試合で行われるため、約4万2000人収容できる競技場に観客の姿はなかった。
競技場は閑散としていたものの、Kリーグ38年の歴史で最も熱く注目された試合でもあった。
サッカーの本場である欧州では、新型コロナウイルスの影響でプロサッカーリーグが全て中断している。16日にドイツ・ブンデスリーガが再開するまでは、Kリーグが世界で唯一開催中のプロサッカーリーグとなる。
そのため、自国のプロサッカーの試合が見られない世界のサッカーファンにとって、Kリーグが唯一の代案になった。
韓国プロサッカー連盟によると、Kリーグの放送権は8日までに36カ国・地域に販売された。特に開幕戦はユーチューブなどを通じて全世界に無料でストリーミング配信された。英BBC放送も開幕戦をストリーミング配信した。
Kリーグは2月29日に開幕予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で無期限延期されていた。
1日の新規感染者数が10人程度で安定した先月末、サッカー連盟はKリーグを5月8日に開幕すると決定した。また全チームで行われたウイルス検査でも感染者は出ていない。
【聯合ニュース】