会場に到着した選手は入場前に、問診票の提出、検温、消毒が義務付けられた。
選手が試合の前後に集まる選手ラウンジは選手とキャディー以外の入場が禁止され、選手の家族も例外ではなかった。
ラウンジ内でもそれぞれが距離を置き、食事も1人でテーブルについて、同じ方向を向いて食べた。
コース内でも防疫が優先された。通路には消毒液が置かれ、旗竿の手の触れる部分には坑菌フィルムが巻かれた。ラウンド中、選手はマスクを外せるが、キャディーは常にマスクを着用するよう指示された。
選手同士の握手やハイタッチなども行われず、ラウンド終了後は軽くこぶしを合わせてあいさつに代えた。
スコア提出所は屋外に設置され、スタッフも選手もマスクを着用。スコアカードを提出する際には、手を消毒した。
韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)の関係者は「世界が注目する状況で開かれるため、プロゴルフ大会における防疫のスタンダードがわれわれだという使命感で大会を行っている」とし、厳重な防疫を実施していることを強調した。
【聯合ニュース】