掲載日 : [20-05-20] 照会数 : 15591
妻家房が新宿区保健所に昼食弁当宅配
[ 朝から牛プルコギ弁当の盛り付けに忙しい厨房スタッフ(18日、妻家房1階) ]
韓国家庭料理レストラン・韓国食品販売の妻家房四谷本店(呉永錫社長、東京・新宿)は新宿区保健所に4日から毎日、昼食用の弁当を無料で届けている。
きっかけは店で調理を担当している厨房スタッフの「こういうご時世で頑張っているところに無償でお弁当を届けたい」という一言だった。呉社長が区と相談した結果、保健所に決まった。保健所の周辺は食堂の数が限られており、職員に歓迎されている。
平日は牛と豚のプルコギ弁当、タッカルビ弁当、キムチ・チャーハン、ビビンパの5種類各50食を日替わりで提供。土・日・祝祭日も休日勤務者のため各15食を週替わりで提供している。いずれも副菜としてキムチ・サラダが添えられており、彩りも豊か。「緊急事態宣言」の続く31日まで続くため、トータルでは1000食を超える予定。
妻家房の従業員は2011年の東日本大震災の時も自主的に350万円を拠出して新宿区役所に届けたことがある。