掲載日 : [20-06-19] 照会数 : 12350
広島オリニ韓国学校 韓国の初等学校と交流協定結ぶ

[ ビデオ会議で行われた学生国際交流協約締結会 ]
【広島】広島オリニ韓国学校は15日、京畿道南揚州市の德沼初等学校との間で学生国際交流協約を締結した。締結式は新型コロナウイルス感染予防のため、広島韓国会館と德沼初等学校をつなぐビデオ会議ソフトZoomを使って行った。広島韓国会館には権俊五広島韓国学園理事長と広島韓国教育院の黄惠正院長が参加した。
協約に基づき双方は2年に1回、相互訪問し、歴史や文化について学びあい、交流する。来年8月は德沼初等学校の4~6年生が広島を訪問する。
德沼初等学校の李相浩校長は「両国の学生たちがお互いの文化を学び、理解と共感を通じて国際感覚を備えた人材になることを信じる」と述べた。これに対して、広島韓国学園の権理事長は子どもたちに「韓国と日本の親善交流を深める懸け橋の役割」を期待していた。
民団広島本部によれば、同本部に德沼初等学校を紹介したのは民団宮城本部の金政郁団長だった。文晶愛同本部事務局長は「民団と在日同胞の存在を韓国の人たちに知らせたかった」と語った。