北韓の南侵によって勃発した「韓国戦争」の最大の激戦と言われる「長津湖戦闘」（１９５０年１１月２７日～１２月１１日）から７２年を迎え、第８回長津湖戦闘戦死者追念式（主催・在日学徒義勇軍同志会、後援・在外同胞財団）が１１日、東京港区の韓国中央会館で開かれ約７０人が犠牲者に哀悼の意を表した。

　「長津湖戦闘」のドキュメンタリー映像上映の後、韓国の同志会の朴運旭会長は「亡くなった同志たちの崇高な愛国精神と護国精神を称えるとともに在日学徒義勇軍の為国精神を生かし必ずや平和統一を成し遂げることを誓う」と述べた。

　呂健二民団中央本部団長（鄭夢周副団長代読）は「我々は在日学徒義勇軍の歴史を心に刻みしっかり継承していく」と強調した。尹徳敏駐日大使も「未だに長津湖の酷寒の地に眠っている皆様に大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。皆様全員が祖国に帰る日まで大韓民国の責任は終わらない」と明らかにした。

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動画「第８回 長津湖戦闘戦死者追念式」