港区南麻布の韓国中央会館8階に設けられた韓国大使館管内の在外投票所・第1投票所では、27日、午前8時から受け付けが開始したが、10時頃までに100人以上の有権者が投票に訪れた。
初日は尹徳敏駐日韓国大使夫妻をはじめ、中央本部の金利中団長と民団幹部らがともに投票所を訪れ、一票を投じた。
投票後尹大使は「投票は、同胞の皆さんが祖国のための価値ある気持ちを表せる良い機会になるだろう」とし「多くの同胞が投票に参加すると期待している」と話した。
金利中団長は「私たちの一票が在日同胞と韓国の希望の一票になると思う」とし「大切な一票なので必ず投票所まで足を運んでほしい」と呼びかけた。
仕事の合間に投票所を訪れた渋谷在住の団員は「比例政党の数と投票用紙の長さに驚いた」とし「民団新聞掲載の各政党公約などを参考に一票入れた」という。
在外投票用紙は、外交封印袋を通じて4月2日、羽田空港から特別便で送られる。
3日午前4時頃仁川空港に到着する在外選挙投票用紙は、国会交渉団体を構成した政党が推薦した立会人が立ち会う中、中央選管に引き継がれ、各管轄区や本籍地の道市郡の選挙管理委員会に送られ10日18時以降に、国内投票とともに開票される。