掲載日 : [19-09-04] 照会数 : 12129
「関東大震災韓国人慰霊碑」前で焼香 民団神奈川
【神奈川】民団神奈川本部(李順載団長)は1日、太極旗はためく横浜市南区堀之内の青龍山宝生寺で追悼法要を執り行った。住職の読経の流れるなか、関東大震災の起こった11時58分を期して民団職員が境内の鐘を15秒間隔で計9回打ち鳴らした。
読経が終わると参列者52人は境内の「関東大震災韓国人慰霊碑」前に設けられた祭壇に立ち、李団長ら3機関長を皮切りに次々と焼香した。
宝生寺では震災から1年後の1924年に同胞有志が中心となって「横浜朝鮮人追悼会」の法要を行った。追悼法要の会はその後、民団が引き継ぎ、70年9月には現在の慰霊碑を建立した。