掲載日 : [23-09-19] 照会数 : 2792
伽耶古墳群7カ所、世界遺産に登録
[ 17日、サウジアラビア・リヤドで開かれたユネスコ世界遺産委員会で伽耶古墳群の登録が確定した(文化財庁提供) ]
[ 伽耶古墳群(文化財庁提供) ]
韓半島に存在した古代文明・伽耶を代表する遺跡「伽耶古墳群」がユネスコ世界遺産に登録された。17日(現地時間)、サウジアラビア・リヤドで開かれたユネスコ世界遺産委員会で伽耶古墳群の登録が正式に決まった。
伽耶は紀元前後から562年まで韓半島南部で栄えた古代国家。慶尚南道金海一帯にあった金冠伽倻、慶尚北道高霊一帯の大伽倻、慶尚南道咸安一帯の阿羅加耶などで知られている。
今回登録された古墳群は▽全羅北道南原柳谷里・斗楽里古墳群 ▽慶尚北道高霊芝山洞古墳群 ▽慶尚南道金海市大成洞古墳群 ▽慶尚南道咸安マリ山古墳群 ▽慶尚南道昌寧橋洞・松峴洞古墳群 ▽慶南固城松鶴洞古墳群 ▽慶尚南道陜川玉田古墳群、などの7か所。
伽耶古墳群の世界遺産登録で韓国は石窟庵・仏国寺、海印寺大蔵経板殿、宗廟をはじめ、計16件の(文化遺産14件・自然遺産2件)の世界遺産を保有することになった。