掲載日 : [23-09-25] 照会数 : 2806
「北韓の核・ミサイル威嚇を非難」韓日・日韓議連共同声明
[ 合同総会に出席した鄭鎮碩会長(左から2人目)と菅義偉会長(その右) ]
超党派の韓日議員連盟(鄭鎮碩会長)と日韓議連(菅義偉会長)は15日、衆議院第1議員会館で第44回合同総会を開いた。
鄭鎮碩会長があいさつで「尹錫悦大統領の3月日本訪問で韓日関係の全面的な正常化が実現した」としながら、「互いの努力で韓日の対立を解消しよう」と述べたことに対し、菅義偉会長も「乗り越えなければならない課題などに、適切に対処しながら、さらなる両国関係発展に力を尽くしていきたい」と述べた。
閉会式では「核・ミサイルによる威嚇を強める北韓への非難」や、「両国政府に対する東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出の厳格な管理の要請」や「両国間に横たわる歴史問題を解決するために、被害を訴える当事者の名誉と尊厳が回復されるように、韓日パートナーシップ宣言の趣旨に基づき、相互互恵の精神でともに努力すること」などを盛り込ん共同声明を採択した。
このほか、インド太平洋地域の安定と平和維持の重要性を再確認、力による一方的な現状変更を許さないとの認識についても意見を共にした。
両議連は2025年に大阪で開催される国際博覧会(万博)の成功と2030年万博の釜山誘致を支援する内容を盛り込んだ特別決議も採択した。