民団中央本部はオリニ事業促進セミナーに続き、今度は家族みんなで韓国文化に触れるイベントを企画、香川地方(11日)、秋田地方(23日)でイベントを開催した。同胞の少ない過疎地域では、同胞と出会う機会が少なく、韓国文化に触れる機会も少ないことから文化を通じて交流を深め、輪を広げようという趣旨でスタートした。
民団中央本部主催「韓国文化公演」はオリニたちを対象にしたオリニチャンチ(お祭り)。優しいウリマルを使ったゲームのほかに中高校生と小学生がペアになり行ったビンゴ大会は場内をわかせ、第一部のキッズパーティーは見守る保護者らにも大人気。
秋田公演に参加した参加者からは、楽しくゲームをしながら参加した。みんなの名前が覚えられてよかったし楽しかった(サラン・高1)との感想が寄せられた。
1部も2部もとても楽しかった。東京からきてくれたスタッフの人たちと会えたことや一緒に遊べたことがよかった(ミナ・小学2年)。
韓国の昔話しや楽器を見られたことや生で演奏を聞けたことは秋田ではなかなかないこと。貴重な体験を子どもたちだけではなく、大人も体験できてよかった。またおこなってもらいたい(参加者・大人)等々の声が挙がった。
中央本部の徐順子文教局長は「過疎地域で同胞の子どもたちを集めることは容易なことではない。数を集めることが目的ではなく、集まった子どもたちがみんなで楽しい時間を共にすることが一番大切。これで1段階前進したと思える」と企画趣旨を明かした。
香川公演、秋田公演に続き、東京公演が12月3日韓国中央会館で開催される。