全国のオリニが母国に一堂に集い、民族にふれ、仲間どうしの絆を深めよう…。2008在日同胞オリニジャンボリーが3日から7日まで、ソウルなどで開催された。

  2001年から始まったジャンボリーは今回が5回目。今年は「学ぼう! 遊ぼう! 大韓民国」とのスローガンのもと、全国335人の在日同胞オリニと、そのオリニたちの世話をするリーダーとスタッフ合わせて約500人の大イベントとなった。

  3日のオープニングには民団中央本部の鄭進団長がかけつけ、「建国60周年の記念すべき年に、祖国とふれあい、一人でも多くのチング(友達)と出会い、感動を持ち帰ってください」と激励。

  オリニたちは、まず4日、28班に分かれて、ソウル市内スタンプラリーでスタート。スタッフらが扮するキャラクターが待つチェックポイントを探し求めながらソウル市内を探検した。

  5日は韓国の小学校を訪れ、韓国のオリニたちと交流、6日はロッテワールドを楽しんだ。夜の「フェアウェル・キッズ大パーティー」では、各班対抗ダンス大会やキャンプファイヤーなどで盛り上がった。

  パーティーでは、オリニを代表して李花朱美さん(宮城県・6年)が「全国のチングとリーダーたちと母国で過ごし、最高に楽しかった。やさしくしてくれたオッパ、オンニありがとう。大きくなったら、必ずリーダーになって参加したい」と感想を述べた。