初日の歓迎イベントではスタッフがヲタ芸や人気アニメ、芸人などに扮したパフォーマンスでオリニたちを楽しませた。また、金昭夫引率団長も韓国の英雄、李舜臣将軍に変装して盛り上げた。
金引率団長は歓迎あいさつで「とにかく1人でも多くのチングを作って思い出たっぷりの夏休みにして下さい」とオリニたちを激励。張優華さん(愛知県)と沈元煕君(北海道)がオリニを代表して「みんなで仲良く元気に過ごし感動的なジャンボリーにします」と宣誓した。
オリニたちは翌日、20班に分かれて、ソウル市内をスタンプラリー。 崇礼門広場からスタートし、南大門市場、明洞、光化門広場のチェックポイントにスタッフらが扮したキャラクターが待ち受け、韓国にちなんだ○×クイズを楽しみ、清渓川の韓国観光公社にゴールした。
7日は龍仁市内の新里、古林の両小学校に分かれ、一日体験入学。民俗遊戯、伝統楽器、伝統儀式、ダンスなどを通じて現地のオリニたちと交流を深めた。
8日はロッテワールドを楽しんだ後、夜には「キッズ大パーティー」。班対抗ダンス大会やキャンプファイヤーなどで313人がひとつになった。
キャンプファイヤーの最後にはステージの大画面に4日間のダイジェスト映像が映し出され、オリニを代表して金昭典君(東京都・5年)が感想文を朗読。「みんなと一緒に母国で過ごし、本当に楽しかった。夏休み最高の思い出になりました。ジャンボリーを開いてくれた民団とスタッフの皆さん、カムサハンミダ」と述べ、スタッフらを涙ぐませた。
ダンスで団結
前々回以来、恒例となった班対抗ダンス大会が予想以上に盛り上がった。発表する最終日の夜に向けて、各班が毎日猛練習。これがオリニとリーダーの心をひとつに結んだ。各班ともに趣向を凝らしたパフォーマンスを見せたが、振りつけ、コスチューム、小道具など、オリニとリーダーが相談し合ったチームワークの作品だけに、その目はキラキラ輝いていた。
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