|
【広島】江戸時代の朝鮮通信使を再現した行列が17日、広島市中区の平和公園内にある広島国際会議場前を出発し、原爆慰霊碑や韓国人原爆犠牲者慰霊碑に花を手向け、祈りを捧げた。 再現行列を初めて見たというある市民は、「こんなにきれいなんかと、びっくりしました」と語った。 朝鮮通信使再現行列が広島市の平和公園を練り歩いたのはこれが初めて。朝鮮通信使の渡航ルートなどの世界遺産化をめざしているNPO法人「NGOひろしま」が、韓日の相互理解を深めようと企画した。 青年会広島県地方本部サムルノリサークルが楽隊として先導役を担い、広島に住む同胞と日本人がチョゴリを着て約100人の行列を構成した。「正使」役には李永煥駐広島領事が扮した。 青年会広島本部の宋達典会長は、「韓日関係が冷え込んでいるなか、小さい力でも、僕らから友好関係を築いていけたらという、そんな思いでやらせていただきました」と語った。 朝鮮通信使の「世界記憶遺産」登録をめぐっては、韓日双方で超党派の国会議員団も結成されている。国際会議場では世界遺産化を考えるフォーラムが開かれた。通信使は呉市下蒲刈にも立ち寄った歴史があり、なじみ深い。 (2013.11.27 民団新聞) |